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職場における情報保障の必要性を分かってもらうには-その1- [仕事]

聴覚障害者が働く上で、情報保障は必要不可欠なもの。
情報保障が必要なことをどうすれば他人に分かってもらえるのか、情報をどうすれば獲得できるのか、の二つについて、現状、多くの聴覚障害者は解決策を見出せずにいる。個人レベルではどうしようもないので、手話サークル等聴覚障害者が集まる場で意見交換し、誰かのアドバイスをもらえば、何とかなると思っている人は多いと思う。

が、私としては、意見交換することで何とかなるものではないと思う。
上に立つ者を説得し理解を得るのに必要な知識や技術を身につけるしかない。
「上司に相談すればいい」という人は多いが、上司がなかなか分かってくれない場合、どうするのか。
ほかの職場はどうなのか知らないが、対内的業務を中心とする職場だと、部下が置かれている立場を考えない上司は存在する。私の時もそうだったが、特に、世間の潮流、消費者のニーズに対して敏感になる必要がない(と思われている)職場では、その傾向が強いように思う。
実際、イベントや説明会等で情報保障を何度かお願いしたときに、快く応じてくれたのは、対外的な業務が多い職場ばかりだった。対内的業務中心の職場の場合、情報保障を派遣してもいいか聞いても「派遣できません」の一点張り・・・ということがよくあった。自費負担を条件に派遣していいかを聞いても、、。

なぜそうなのだろうか。
私が感じていることだが、対内的業務中心の職場においては、社内の力関係が業務をスムーズに進めていく上である程度の比重を占める。上司にいかに気に入られるかが大切になってくるのだ。会社に対する忠誠心があるかを試されているようなところもある。また、上司と部下の関係で見てみると、上司が健常者で、部下は聴覚障害者というケースがほとんどだ。
この状況では、低い立場にいる聴覚障害者が、上司にとって馴染みのないこと(情報保障もそう。)について希望を出し分かってもらうのが難しい。特に、上司が自己愛の強いタイプであればあるほど、ますます困難を極める。

このようなタイプは、頭の回転が速く弁舌が得意だったりするので、希望を少しでも出そうものなら、巧みな弁舌でやり込められることもある。ドラマでよく見る、ひざをついて頭を下げるやり方は彼らに通用しない。彼らは、「自分の意見が間違っているかもしれないなどと考えたことがない」「他人の気持ちが分からない」「他人への迷惑を考えない」人だからだ。その原因は、1.自信が強すぎる 2.好き嫌いの感情が強すぎる 3.自分より弱い立場にいる人に対してきわめて無神経 の三つにある。

(その2に続く)
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打算的な人々 [仕事]

私は、相手が打算的かどうかには敏感な方かもしれません。
というのは、これまでの人生で打算的な人々の振る舞いには数えきれない位不愉快な思いをしてきているからです。

会社員時代も、打算的な人々には何人も出会いました。他人にはいい顔をするが、私と接するとなると、突然掌を返したかのように冷たくなる人。最悪な人なんかですと、私にはどのような態度を取ってもいいと思っているのか、資料等を渡すときに物を投げつけるかのように渡す人もいました。他には、こんな人もいましたね。私が相手の口の動きが読めないために「もう一度言っていただけますか」とお願いすると、私をいきなり無視する人。気持ちに余裕がないために打算的な態度に出ている可能性はあると思いますが、聴覚障害の有無でこんなにも扱いが変わってくるのかとガッカリしました。

打算的な態度を取る人に地位は関係ありません。
かなり偉い人については、秘書と話す機会があったときに「○○さんは、どんな人ですか?」と聞いてみたところ、「すごく優しい人ですよ~」と明るい声。ニコニコしながら聞いていたものの、人によって態度を変える人なのか・・・と内心複雑な気持ちになりました。会社員時代はその人が書いた文章を何度か目にすることがありましたが、どんなに立派なことが書かれてても冷やかな目で読んでいた気がします。

企業がCSR(企業の社会的責任)を重要な柱の一つとして捉えるのが当たり前になった現在、どこの企業も人権の尊重(※CSRの一分野)を経営課題として位置付けていると思います。が、人の模範となる行動を取るべきトップ層に、障害の有無で態度を変えるような人がひとりでもいると、「我が社は、CSRに積極的に取り組んでいます」と言われても、どこか薄っぺらいものを感じてしまいます。。。
CSRに力を入れるのであれば、まずはトップ層の意識改革から始めないと・・・。
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