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発声・発音訓練に関して思うこと [雑感]

今年もよろしくお願いいたします。

昨年は環境の変化や様々な出来事が積み重なり、気づけば半年以上もブログから遠ざかっていました。
そのような状況にもかかわらず、アクセスしてくださっている方の存在には大変ありがたく感じます。

さて、今回は、発声・発音に関する記事です。
考えるのがつらいので、支離滅裂な上に、愚痴めいた記事になってしまいますが・・・。

過去に、発声・発音が不明瞭なことで受けた不利益(http://kobuta-090315.blog.so-net.ne.jp/2011-08-28)、発声・発音訓練が明瞭な発声・発音を必ずしも可能にするわけではない理由(http://kobuta-090315.blog.so-net.ne.jp/2012-09-15)を書いてきました。

夫は難聴者とはいえ、明瞭に話せる方です。
彼も幼児期に発声・発音訓練を受けた経験があったので、発声・発音訓練の話は時々しますが、
夫の話を何回か聞く限り、「どこ」で「どの専門家」に適切な訓練を受けたかが訓練の成否に大きく関わってきているのではないかということを強く感じるようになりました。

私も夫も幼少期を過ごしたのは30年近くも前。
今と違い、インターネットがなく、口コミや本、テレビ(NHK教育の番組)が主な情報源。
私の場合は、難聴が判明してすぐに病院から地元のろう学校)を紹介され、そこで指導を受けましたが、発声・発音訓練に関してはゆるかった記憶があります。
「それならば、他の教育機関で指導を受けるべきだったのではないか」と思う方もいるかもしれません。
が、当時の乏しい情報源では、他にいい教育機関で指導を受ける考えが思い浮かばず、地元のろう学校で教育を受けるしか方法がなかったのです。
一方、夫の方はというと、口コミで評判のいい専門家の存在を知ったことで、上京して数か月間ホテル暮らしをしてまで指導を受けられたこと、地元のろう学校が発声・発音訓練では徹底していたことで、大きな成果をあげることができました。
当時の聴力や義母の執念もある程度は関係あったのかもしれませんが、適切な教育機関で適切な専門家に指導を受けたことが明瞭な発音につながっていることだけは確かです。

過去に得た知識も交えつつ、いろいろ突き詰めて考えていくと、発声・発音訓練を指導する立場である専門家は難聴児の将来に対して強い責任をもってやっているのかという思いが常によぎります。

私の場合、専門家が無責任だったのかもしれない。あるいは、能無しだったのかもしれない。
発声・発音訓練は現在は言語聴覚士の資格を持つ方しか指導できないようですが、どこまで考えて指導しているのかが気になるところ。

職場の人々もそうですが、世間の人々はこういう深い事情があることを知らないために、難聴者の発声や発音についてあれこれ言いたがるものですが、それだけはやめてもらいたい。

特に、つらい気持ちになるのは、同じ場所で同じ空気を味わっている人が自分より発声・発音が明瞭な場合、「なんで○○さんは明瞭なのに、ふよこさんは不明瞭なの?」というふうに周囲から見られること。

うちの自治体は、表面上は人それぞれ個性を大事にします、人権を大事にしますとうたいながらも、本音では「普通、平均の人」を求める雰囲気が強い。
障害福祉課等の一部窓口の対応についていろいろ情報を聞きますが、障害者に対して大変失礼な対応をしているにもかかわらず!
なんでこんな奴が採用されているんだ!と思うことも少なくありません。
(それ言ったら、私も「なんでこんな奴が採用されているのか」と思われているのかもしれませんね)
採用試験にもそれが表れているのか、難聴であっても口頭で明瞭に話せる人を強く求める。
私は筆談で採用試験に臨みましたが、筆談のスピードが遅いと不合格になるのではないか、バカにされるのではないかと内心緊張したものです。
(私の筆談スピードはかなり速い方ですが、発声・発音訓練を受けた人が話す速さには到底かなわないだろう・・・ということをどうしても思ってしまいます。)
それもあってか、過去に受けた発声・発音訓練の不十分さをどうしても思い出してしまうのかもしれません。

自治体に入って昇格も経験したことで、うちの自治体は難聴者でもちゃんと能力を見てくれているんだということがわかりました。
しかし、上位役職者から言われた「ふよこさんは事務処理能力は大変高いが、コミュニケーションには課題がある」という言葉がどうしても頭から離れず、こんなことを言われるくらいなら、過去に、発声・発音訓練をちゃんと受けるべきだったのではないかということも考えてしまいます。

それ位、結婚もした、昇格もした、給料も増えた、生活には困っていない・・・今が恵まれた環境であっても、発声・発音が不明瞭なことで受ける不利益から頭が離れることはないのです。

給料があがらない人も多くいるなかで、そんなことで悩むのは贅沢な悩みなのでしょうが。

そんなわけで、今年は現状に感謝しつつ過ごしたいところです。
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