So-net無料ブログ作成
検索選択

伝えたいだけ伝えられないもどかしさ [コミュニケーション]

昨晩の暑気払いで、たまたま隣になった方に「伝えたいだけ伝えられないもどかしさ」について聞かれたので、下のことを筆談で答えた。

----
私の場合ですが、筆談をしていてもどかしさを感じることはいつもありますよ。
(それは)伝えたいだけ伝えられないもどかしさ。

私は家族や(私の話し方に)慣れている人と話す時は、声だけで話すのですが、
やはり同じ内容を伝えるにしても、筆談で伝えるスピードと声で伝えるスピードは違いますよ。
声でなら、1分間で200~300字は伝えられると思うのですが、筆談だと、どんなに速くても1分間で100字が限界。

先ほどの自己紹介(※)で皆さんの話を聞きながら思ったのは、話の最中、「え~」とか間みたいなのがありますよね。
あと、話している間、話したいことが次から次へと出てきたら、思いついたままに話せますよね。
ところが、筆談だと、書く内容をあらかじめ決めておかないといけないという制約があります。作文している時の感覚に近いものがありますね。

その意味では、もどかしさをいつも感じますよ。

----

※昨晩の暑気払いは、5つの円卓に分かれて座って談笑する形で進行。
 私が座った円卓では自己紹介から始まったが、自己紹介の時、私はたまたま手元にあったメモ帳(A6版
 サイズ)から破いた一枚の紙に要点を書くような感じで筆記し、筆記した紙を回し読みしてもらった。


ちなみに、「伝えたいだけ伝えられないもどかしさ」について聞いてきたのは、他の課の男性だが、彼はある事情から2週間程度筆談で過ごした経験を持つ。
筆談をしている時はもどかしさは感じなかったそうだが、今振り返ってみると、心のどこかではやはりもどかしさを感じている部分があったかもしれない・・・とのこと。う~ん、興味深いです。。。

今まで、他の聴覚障害者とはたくさんお話をしてきているのに、なぜか「伝えたいだけ伝えられないもどかしさ」が話題に上がることはなかった。

聴覚障害者には、発話・発音が明瞭で自分の意思を伝えるのに苦労しない人とそうでない人がいるが、後者の場合、発話・発音が明瞭でなければ手話で代替すれば何とかなると考えている人が多いように思う。
実際、私も発音が不明瞭なために、「声で話すのは諦めなさい」と手話によるコミュニケーションを奨められた経験が何度かある。
手話ができる人と話す時は、手話を積極的に使うが・・・、正直いえば、手話によるコミュニケーションにはあまり積極的ではない。手話を、口元の動きを読み取る上での補助的な手段程度にしか捉えていない。
手話学習歴が10年以上にもなるのに、手話独特の文法体系についていけないと感じることが多く、今もそのことで悩んでいるからだ。また、手話で何かを伝える時、相手がきちんと読み取れるのか心配になることもある。
だから、「伝えたいだけ伝えられないもどかしさ」は私としては日々感じる。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。