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職場における情報保障の必要性を分かってもらうには-その2- [仕事]

私は会社にいた6年間、10人の上司と仕事をしたが、半数が自己愛の強いタイプだった。このタイプの上司の下で仕事をしていた数年前、会議などにおける情報保障について希望を出したことがあるが、この時は喧嘩寸前までいった。事前に様々な角度からシミュレーションして対策したが、かなり反駁されたので、話をしている間は、彼らが反駁をなかなか止めないのではないかという恐怖もあった。最終的には、情報保障を認めていただけたので良かったが、ものすごい疲れを感じた。万端の準備を整えていかないと事がスムーズに運ばないというのは分かったが、希望を言うだけなのに精神的・肉体的にもエネルギーを必要とすることには現在も納得がいかない。聴覚障害者一人で解決することではない。
諦めて誰かに愚痴を言い続ける方法もあったかもしれないが、私はこれが一番嫌い。愚痴を言い続けても事態は好転しないと思っているからだ。

繰り返すが、職場における情報保障の必要性を分かってもらい、情報を獲得できるようになるには、「意見交換すればいい」「上司に相談すればいい」というものではない。こう書けば、「人事部に相談する方法もあるのではないか」と思う人もいるかもしれない。が、経験上、人事部は頼りにならないのではないかと思う。人事部としては、職場における問題は自分達で解決しろというのがスタンスのように感じる。「上司と部下の揉め事はどこにでもあるもの。そんなことにいちいち介入したくない。」という思いがあるのかもしれないが・・・。
先に、「上に立つ者を説得し理解を得るのに必要な知識や技術を身につけるしかない。」と書いたが、正直なところ、最良だと考えるのは、情報保障を法律で制度化し、法的拘束力を持たせること。
それが実現すれば、多くの人が「情報保障は聴覚障害者に必要なもの」という価値観を共有できるようになる可能性がある。実際そうなれば、聴覚障害者が今以上に働きやすくなるのではないかと思う。(かなり年数はかかると思うが・・・)

(終わり)
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